2025年1月27日
株式会社カネタ建設は昭和8年に製材所として創業しました。そこから90年以上が経った現在の姿は、「暮らしワンストップサービス」を提供する唯一無二の総合企業。総合建設業を中核に、介護事業、フィットネスジムと事業の幅を広げ、地域の人々の健康で快適な一生をサポートしています。
今回は、建築技術者、土木技術者、重機オペレーター、建築大工を募集します。お話を伺ったのは、猪又直登社長と入社3年目の尾崎さん、2年目の神喰さんです。まずは猪又社長から、「暮らしワンストップサービス」を目指す理由について伺いました。
「糸魚川市の約60%が高齢者世帯です。僕らは夢を持って家を建てる人たちの応援をずっとしてきたけれど、このまちの現実が見えてくるほどに、家を建てておしまいというのは無責任だよなと思い至りました。介護事業を始めることによって、リフォームや空き家問題など暮らしにまつわる困りごとにより近くで寄り添うことができる。それが、住宅の生産・販売に特化したハウスメーカーではない、地域に根差して事業を行っている僕らの使命だと感じています。」
カネタ建設は従来から高気密・高断熱の高性能住宅の施工に実績がありましたが、介護事業で得られた知見によって、さらにその技術が補強されているそうです。
「温度差の少ない家とそうでない家では介護の発症年齢に差が出るというデータがあります。高齢化社会と住環境は密接に関係しており、まず僕らが良質な住宅を提供することによって、糸魚川市の社会保障費の抑制にも繋がります。加えて、いざ介護が必要となったときにサポートに入ることもできます。なるべく住み慣れた家で、家族と健康に笑顔で暮らしたいという願いをどれだけ支えられるか。セールスとは違う大義名分があるからこそ、社員も正々堂々と仕事に取り組めていると思います。」
続いて、尾崎さんと神喰さんに現在のお仕事内容について伺いました。尾崎さんは、住宅事業部で現場監督として施工管理を行っています。
「図面通りに建物が施工されているか確認したり、大工さんに指示を出して工程管理を行ったりするのが私の仕事です。自分の発した言葉が現場の動きや出来上がりに影響を与えるので、分からないことはきちんと確認し、自分の言葉に責任を持つようになりました。住宅が完成してお客様に引き渡すとき、工事関係者が一人ずつ話をする場面があるのですが、これまでの道のりを振り返ると感極まります。お客様の喜んでいる姿に、この仕事のやりがいを実感します。」
尾崎さんは幼い頃から、チラシに書かれているアパートなどの間取りを見ることが好きだったのだそう。
「将来は建築の仕事がしたいと思い、建築を学べる大学に進学しました。出身は新潟市ですが、大学で開催された合同企業説明会をきっかけに会社見学をしたことが入社の決め手となりました。まず、木を使った住宅のデザインが好みだったことと、笑い声が聞こえてくる社内の雰囲気が素敵だなと感じたんです。」
土木部の神喰さんも、高校の職場体験でカネタ建設を訪れたことが入社の決め手になったといいます。
「熱意を持って取り組んでいる人が多い印象です。高校生の頃は大人に混じって働く想像ができなかったのですが、社内が和やかなので居心地が良いです。現在は、現場での測量作業や修繕工事、管理資料の作成などを行っています。草刈りや冬の除雪作業も土木部の仕事です。まったく未経験から入社したので分からないことだらけなのですが、見たり聞いたりしただけでは覚えられないことが多いので、自分で道具に触れてやってみるという姿勢を心掛けています。」
カネタ建設では入社に際して、資格をお持ちの方はもちろん歓迎していますが、資格のない方も将来的に資格を取得し活躍できるよう支援しています。
尾崎さんと神喰さんが口をそろえる社内の雰囲気の良さ。それが1年で最も発揮されるのは、2005年からコロナ禍も途切れることなく続けてきた自主運営イベント「オレンジフェア」です。始まりは、若手社員に主役になってもらいたいという猪又社長の想いでした。
「29歳で社長になり、年齢層の高い社員が多くを占める中で、40歳以下の若手社員で委員会を作りました。テーマは、『もし自分が社長だったらやりたいこと』。自由にアイデアを出して、それには予算を付けるという約束でした。プランターを買って花を植える、が1回目の結論だったんです。」
最初は恐る恐る出していたアイデアでしたが次第にスケールが大きくなり、最終的に生まれたのがオレンジフェアの原型となる感謝祭の開催でした。
「自分たちのアイデアが実現できることで自信に繋がり、面白くなってきたのだと思います。オレンジフェアは全社員参加のイベントです。部署の垣根を超えた連携が強まりますし、なにより1番成長するのはリーダーを任された若手社員です。今では、人口約4万人弱の糸魚川市において1日の開催で3,000人を超える来場者数を記録する、地域の一大夏祭りに成長しました。多くの地域の方々に支えられていると感じながら仕事をすることは、ものすごく大事なことですよね。」
第1回開催にたどり着くまでには、若手社員とベテラン社員の奇跡のようなドラマがありました。気になる方はぜひ、直接お話を伺ってください。
社員が主体的に考えるという風土は、年2回行われる「方針発表会」でも育まれています。方針発表会は、社員全員がその時掲げられた会社のテーマを実現するために自分はどう行動するのかを発表する場です。尾崎さんは部署の代表として社員全員の前で発表したことがあるそうです。
「用紙に記入するだけではしばらくすると忘れてしまうことが多かったのですが、みんなの前で発表して質問や意見をもらえたことで、自分の心に留めておくことができました。いい経験になったなと思います。」
尾崎さんはいずれ設計士になるという目標があります。良い設計士になるためには、協力業者や職人さんと信頼関係を築き、現場のことをしっかり分かっていることが大切なのだそう。
「今は現場で色々学んでいることの方が楽しいので、設計士にはよくよくなれたらいいなと思っています。日々勉強ですが、新しい知識がこれまでの経験と結びついて理解が深まったと気づいた瞬間は、とても嬉しいです。」
尾崎さんの今日一番の笑顔が見られました。
神喰さんが働く土木の現場では、DX化が進んでいます。
「新しい技術を取り入れることで、作業の効率化や安全性の向上に繋げたいです。土木部はベテランの方が多いので、若い自分が率先して新しい技術にチャレンジしていきたいと思っています。」
社員一人ひとりの成長に繋がるかどうかを基準に言葉を選び、本音で向き合うことを意識している猪又社長。カネタ建設で働くことによって得られるスキルについて、次のように話します。
「建設現場での技術的なスキルアップはもちろんですが、多くの仲間との様々なプロジェクトを通して、コミュニケーション力、他者理解力、プレゼンテーション力など、チームで大きな成果を生むための考え方や知識、経験値が身に付きます。『団結力で地域No.1の会社になろう』が合言葉です。」
これからも「暮らしのことならカネタさん」を追求し、健やかな暮らしを築くために新しいサービスと価値を創造し続けます。「今が一番楽しい」と心から言える職場であなたも一緒に働きませんか?自分の可能性と地域の未来を信じて活躍したい方のご応募をお待ちしています。
企業名 | 株式会社カネタ建設 |
住所(勤務地) | 【本社】糸魚川市中央2-4-2 【上越店】上越市栄町2-11-40 1階 (土木技術者・重機オペレーターは糸魚川のみ) |
ホームページ | https://www.kaneta.co.jp/ |
アクセス | 【本社】糸魚川駅 徒歩2分 【上越店】直江津駅 徒歩15分 |
雇用形態 | 正社員 |
募集職種 | 建築技術者 土木技術者 重機オペレーター 建築大工 |
採用人数 | 1名~2名 |
給与 | 200,000円~350,000円(能力・経験・年齢等を考慮し決定) |
待遇 福利厚生 |
・通勤手当 ・雇用保険 ・労災保険 ・健康保険 ・厚生年金 ・給与改定(年1回) ・退職金(勤続3年以上) |
勤務時間 | 8:00~17:00(休憩時間1時間) |
休日 | 毎週 土曜日・日曜日、祝祭日 完全週休2日制 その他休暇は 年末年始、GW、夏季休暇など 年間カレンダーによる。 年間休日:125日 |
仕事内容 | 【建築技術者】一般住宅の設計又は施工管理等 【土木技術者】土木現場(公共工事・民間工事)における現場管理、官公庁等への提出書類作成 【重機オペレーター】鉱山での採掘作業、端縁(バックホー等の重機使用)・支保工処理、鉱物の運搬作業 【建築大工】木造住宅の新築・リフォーム工事及び修繕工事での大工作業 |
必要な資格、経験、学歴 | 高卒以上 【建築技術者】2級建築士又は2級建築施工管理技士 以上(必須) 【土木技術者】2級土木施工管理技士以上(優遇) 【重機オペレーター】重機・建設機械等の各種資格者(優遇) 【建築大工】建築大工(必須) |
求める人物像 | お客さまや仲間とコミュニケーションをしっかり取れる方 地元に貢献したいとお考えの方 |
募集期間 | 掲載開始から1年間 ※募集人員が埋まり次第終了とさせていただきます。 |
選考プロセス | まずは下記「応募フォーム」よりご応募ください。応募後、応募企業より直接ご連絡させていただきます。お問い合わせの場合も下記の応募ボタンよりお問い合わせください。お電話での直接のお問い合わせはお控え下さい。 |