2024年6月17日
株式会社栄進設備工業は1992年に創業された設備工事の設計・施工会社です。私たちが生活をする上で欠かせないインフラである水道やガスの設備工事から、冷暖房などの空調、スプリンクラー等の防災設備、浄化槽工事といった配管工事全般に対応しています。
記憶に新しい2024年1月1日に発生した能登半島地震では、糸魚川市内でも断水が発生し、1月2日から復旧工事に奔走。3月には能登へも復旧作業の応援で被災地支援に尽力されました。プロの技術と長年の実績で、糸魚川市のガス・水道指定工事業者としての確かな信頼を得ています。
今回は、設計・施工管理を担う配管工として働いてくださる方を募集します。
お話を伺ったのは、創業者である佐藤善彰社長と工事事務をされている勤続9年目の仲澤さん。まずは、佐藤社長に創業の経緯を伺いました。
「私自身、前職も設備会社に技術者として勤めていました。創業当時は糸魚川市で下水道整備事業が始まった頃。今後はかなり需要が高くなると見通して独立したのが創業のきっかけです。」
創業当初は、佐藤社長と以前一緒に働いていた仲間が集まってスタートした栄進設備工業。近年は、経験者よりも新卒や業界・業種未経験で入社される方のほうが多いといいます。
未経験の配管工として入社される方は、どのように仕事を覚えていくのですか?
「設計や施工管理というのは、ある程度経験と技術を積まないとできません。現場で経験を重ねながら、様々な専門資格の取得を目指してもらいます。今在籍する社員の皆さんは全員配管工として独り立ちしているので、新しく入社される方をしっかりバックアップできます。」
配管工事を管理するためには必要な資格が多くあるのだそう。会社として資格取得を積極的にサポートされており、事務所の壁一面に社員の方々がこれまで取得された資格の合格証明書が掲示されていました。
工事事務として働く仲澤さんも未経験で入社された1人です。
仲澤さんは現在、どのような業務を担当されていますか?
「CAD(コンピュータ上で図面を作成するソフトウェア)を操作して、ガス水道局に提出するガス管や水道管、下水道管の配管図を作成しています。」
仲澤さんが作成した配管図を基に、工事現場では正確な施工が行われます。
「入社のきっかけは友人からの紹介だったのですが、その時は設備会社がどういったことをする会社なのかすら分からなかったんです。元々デザイン関係の学校を出ていて、デザインをすること自体は好きだったのですが、自分には難しそうだなと思っていました。こちらに入社したことでCADに出会い、これは楽しい!自分にはこういうことが向いていたんだ!と気付きました。」
CADとの運命の出会いを嬉しそうに話す仲澤さん。配管図は立面図なので、頭の中で3Dをイメージできなければなりません。佐藤社長によると、施工された実際の現場を見ることが習得の一番の近道なのだそう。
仲澤さんは配管図の作成以外にも、行政機関への申請書類の準備も任されています。
「申請業務についても全く知らない状態から始めたので、形にするのがとても大変でした。先輩社員の方に丁寧に教えていただき、自分一人で記載できるようになった今、ようやくやりがいを実感しています。」
入社してから自分自身が変化したと感じることはありますか?
「申請書に関しては行政機関に提出する締め切りが決まっています。以前は、複数の工事の申請業務が重なると慌ててしまうことが多かったのですが、今は一つ一つ丁寧に取り組めるようになってきました。近年は長野県白馬村での工事を受注することもあります。申請内容は市町村ごとに異なるので、糸魚川市以外の申請にもスムーズに対応することが課題です。」
栄進設備工業は建設工事だけでなく、日常に起こる住宅設備のトラブルにも対応しています。そこで必要になるのがフットワークの軽さ。佐藤社長は「チームワークの良さが自慢」だと話します。
「社員みんな、住民サービスの大切さを理解していて、同じ方向にベクトルが向いています。この仕事は生活に直結していて、時間や日にちも選ばず、水がでない、トイレが詰まった、となると待ったなしで困ってしまいますからね。お客様に感謝していただけるとモチベーションになりますし、災害復興に携わる経験をすると、自分の仕事に誇りを持てるのではないかと思います。」
能登半島地震以前にも、中越地震、中越沖地震、東日本大震災の際、被災地が日常生活を取り戻すために活動されてきました。
また、真冬も設備会社の出番が多い季節。
「水道管が凍結して水が出ないというのはよくあることなんですが、凍結が溶けてきた時に配管が破裂することがあるんです。寒波が来るとそういった修理の依頼が急増します。2日間で70件ほど連絡が来た年もありました。」
突発的なトラブルで困っているお客様の声を、まず受け止めているのは仲澤さんや事務職の方です。
「やっぱりお客様は早く来てほしいと思って電話されるのですが、修理が重なってしまうと順番を待っていただかなければならないこともあります。焦っているお客様にどうしたら落ち着いていただけるか悩みながら対応しています。」
2024年5月現在、糸魚川市のガス・水道指定工事業者として登録されているのは40社。トラブルが起きた際に多くのお客様から連絡が来るというのは、設備会社として信頼されている証なのかもしれません。
仲澤さんのお話に対して、電話対応の苦労を労う佐藤社長。社員との向き合い方で大切にされていることを伺いました。
「社員の顔を見るとその日のコンディションが分かります。日頃からコミュニケーションを取ることが一番大事だと思っています。怪我をせず、安全に作業ができるよう配慮するのが社長としての責任ですから。」
仲澤さんは社内の雰囲気をどのように感じていますか?
「優しい人ばかりで本当に働きやすいと思っています。社長に対しても、何でも躊躇せずお話することができます。」
仲澤さんの言葉に嘘が無い事は、お二人の表情から伝わります。
最後に、会社として目指したい未来について教えてください。
「何十年、何百年と継続できるような会社でありたいと思っています。そのためにも、若い力を求めています。是非一度、見に来てください!」
近々、日本で働きたいベトナム人技術者の受け入れを予定されています。これまでも継続的に海外からの技術者を受け入れていたのですが、コロナ禍により停止していたため、久しぶりの受け入れになるのだそう。
「教育方法は外国人であっても日本人であっても変わりません。」
この佐藤社長の言葉からも、風通しの良い社内の雰囲気が垣間見られます。
設備工事の経験がある方はもちろん、未経験であっても成長できる環境が整っています。
配管工は私たちの当たり前の生活を支え、これからも必要とされ続けるお仕事です。誇りを持って働きたい方のご応募をお待ちしています。
企業名 | 株式会社栄進設備工業 |
住所(勤務地) | 糸魚川市南押上2-10-31 |
ホームページ | https://eishinsetsubi.com/ |
アクセス | ひすい押上海岸駅から徒歩7分 |
雇用形態 | 正社員 |
募集職種 | 設計・施工管理・配管工 |
採用人数 | 1名~2名 |
給与 | 月給 |
待遇 福利厚生 |
雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金、通勤手当、資格手当、退職金制度、制服・作業着貸与 |
勤務時間 | 8:00~17:00 |
休日 | 年間休日数:101日 日曜・祝日・その他(年間休日表による) |
仕事内容 | 住宅、店舗、工場等の給水、給湯、ガス、排水、冷媒、ダクト等の配管工事、設備機器の設置に関わる工事の設計・施工 |
必要な資格、経験、学歴 | 学歴:高卒以上 あると良い資格:管工事施工管理技士有資格者優遇 |
求める人物像 | 明るく元気な方 忍耐力のある方 |
募集期間 | 掲載開始から1年間 ※募集人員が埋まり次第終了とさせていただきます。 |
選考プロセス | まずは下記「応募フォーム」よりご応募ください。応募後、応募企業より直接ご連絡させていただきます。お問い合わせの場合も下記の応募ボタンよりお問い合わせください。お電話での直接のお問い合わせはお控え下さい。 |